1月30日・31日の2日間、中学1・2年生は、尾呂志の各事業所の方にお世話いただき、人生で初めての職業体験学習をさせていただきました。
初日はみんな緊張した面持ちで、言われることをするだけで精一杯のような感じでした。恥ずかしさもあり「いらっしゃいませ。」「ありがとうございました。」の声も小さかったです。2日目は随分慣れたようで笑顔も見られました。お客さんからも「がんばってるね。」など声をかけていただいたようです。学校を離れ、授業や学校生活とは異なる環境での学習を通して、たくさん学ぶことができたようでした。
一日の体験を終えると、どんなことを体験したのか実習日誌もつけました。その中での嬉しかったことには、「お客さんが残さず食べてくれたこと。」と早くもお店の一員だなと思う感想もありました。また興味のあるお菓子作りを体験した人もいたようで、自分の作り方とは違っていたといっていました。きっとレシピのバリエーションが広がったことでしょう。
また、辛かったことや大変だったこととして、「ずっと立ちっぱなしだったので腰が痛くなった。」「だれが何を頼んだのか覚えていること。」が挙げられていました。また「ご飯を食べているときでも、お客さんが来たら出なきゃだめなこと。」「飲食店のお昼休みがほとんどないこと。」と初めて仕事を体験し、仕事の厳しさも感じていました。

2日間にわたっての職業体験での経験がこれからの進路学習に、そして将来つく仕事を決める際に生かされるといいなと思います。